インフラシェアリング事業とは

携帯電話の通信インフラを整備するには、多くの基地局が必要です。
しかし、各通信事業者(キャリア)がそれぞれ個別に基地局を設置すると、コストがかかるだけでなく、設置場所の確保も難しくなります。
さらに、基地局が乱立すると景観や環境への影響も大きくなります。
そこで、当社では 「インフラシェアリング」 という仕組みを活用し、複数の通信事業者が共用できる携帯電話基地局を提供しています。これにより、通信エリアの拡大やサービス品質の向上を実現しながら、コストの最適化や環境負荷の軽減を図ります。
さらに、基地局の設置場所を提供するビルオーナーや不動産業者、デベロッパーにとっても、新たな収益源となるメリットがあります。
インフラシェアリングのメリット
コスト削減(SDGs)
各通信事業者が、地方や山間部など単独での整備が難しい地域や初期投資に見合わない地域などへ独自に基地局を設置する場合と比べ、物件のオーナー(インフラシェアリング事業者)様がインフラシェアリングに係る設備を設置し、複数の通信事業者が共同で利用できるようにすることで、無駄な設備投資を抑え、より効率的なネットワーク構築を可能にしコスト削減、SDGsを実現しています。
通信環境の改善
5Gの特性により電波の届きにくい高層ビルが密集するエリアや、テーマパーク、大規模イベント会場など非常に多くの方が集まる場所での通信の安定性を確保できます。同一物件内でも電波がよく入る場所と入りにくい場所が併存していることがありますが、インフラシェアリング設備の導入によりカバーエリアの拡大につながります。
設置期間の短縮
既存の設備や建物を活用しインフラシェアリング設備を設置することで、ネットワーク環境の設置、改善を迅速に進めることができます。これにより、通信事業者のサービス提供スピードを向上させることが実現します。
環境負荷の軽減
基地局の乱立を防ぎ、景観への影響を最小限に抑えます。また、エネルギー効率の向上にも貢献し、持続可能な通信インフラの構築を目指します。
不動産オーナーの新たな収益源
ビルオーナーや不動産業者様は、インフラシェアリング設備の設置場所を提供することで、通信事業者から安定的な設備使用料を受け取ることが可能 です。これにより、遊休スペースの有効活用や資産価値の向上などの収益性が期待できます。
事業内容

設備の設置・運用

ご提案から設計や機器設置まで一貫して行い、最適な運用をサポートします。これにより、インフラシェアリング事業者様は快適な通信環境の整備と運用、収益性まで確保できるようになります。
お手続きの代行サービス

インフラシェアリング事業者様となる、ビルオーナー様、不動産業者様、デベロッパー様などに代わり、総務省や通信事業者との交渉を代行し、円滑な設備の設置を実現します。
基地局の収益化サポート

機器の設置場所を提供するビルオーナー様や不動産業者様は、通信事業者から設備使用料を得ることが可能です。これにより、不動産資産の新たな収益源を確保できるため、資産価値の向上にもつながります。
当社の強み
当社は、インフラシェアリング事業に関する豊富な知識と経験を活かし、通信事業者様・地権者様・自治体などとも連携しながら、最適な通信インフラをご提供いたします。今後も、通信環境の向上とインフラの効率化に貢献し、より快適な通信環境の実現を目指します。
本事業に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。